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■ ドライマウスネットとは


 最近、“口腔乾燥症”や“ドライマウス”という文字がテレビや新聞・雑誌などで、よく話題となっており、口が渇く、口の中がネバネバするといった、口腔乾燥感を訴える患者が増えています。口腔乾燥症(ドライマウス)の主な原因は、老化、ストレス、薬の副作用、シェーグレン症候群、糖尿病など様々な原因が分かってきており、一般の関心も非常に高まって来ました。また、口腔乾燥感に悩みながらも、どこの病院へ行けば良いのか、どの診療科で診てもらったらよいのか分からないのが現状です。

 これまでの口腔乾燥症(ドライマウス)に対する評価方法は、ガムテストやサクソンテストなどの咀嚼による刺激唾液量の評価が中心でした。これらの方法は、唾液分泌機能の評価には有用ですが、安静時の口腔乾燥状態を評価するものではないため、安静時に口腔乾燥感を自覚する寝たきりの高齢者や要介護者においては、不向きであり、高齢者の口腔乾燥症の実態が明らかになりにくい状況がありました。

 そのような中、口腔機能や知的レベルなどに依存しない客観的な口腔乾燥状態を測定する検査器具として、口腔水分計「モイスチャーチェッカー・ムーカス」を開発しました。

 平成14年度厚生労働省・長寿科学総合研究事業「高齢者の口腔乾燥症と唾液物性に関する研究」の研究の中で、その有効性が認められたのをきっかけとして、同様に、検証された機器や用品を一元的に紹介することにより、歯科医院・内科医院における新しい診療域として捉えられることを願い、また、介護の分野では、口腔ケアにおいて、高齢者のQOL(Quality of life)向上に携る医療関係者の皆様の情報提供の場として、少しでもお役に立てればとの想いで、この「ドライマウスネット」を立ち上げました。

 口腔乾燥症や口腔ケアに関する、情報を掲載して参りたいと思います。更に、一般向けとして、対応病院紹介のコーナーを設け、口腔乾燥症の検査~治療を実施できる歯科・内科などの医療機関を紹介し、新しい診療域の普及を促進していきます。新しい情報や研究内容の発表、対応病院への登録など、お気軽にご利用頂きます様お願い申し上げます。

株式会社 ラ イ フ
代表取締役 古 川 誠