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■ 評価基準情報

口腔乾燥症に対する検査方法と診断基準

刺激唾液の測定(※:シェーグレン症候群の評価基準)
サクソンテスト:
ガム法:


乾燥したガーゼを2分間咀嚼して、吸湿した唾液を測定する。2g以下は陽性(※)
チューインガムを10分間噛む。分泌された唾液が10ml以下であれば陽性(※)
10~7mlは軽度、7~3mlは中等度、3ml以下は高度

安静時唾液
吐唾法:

ワッテ法:



単一線の検査:

椅子などに患者を座らせて、10分間、紙コップなどの容器に唾液を出してもらう。1ml/10分間以下は唾液量減少
舌下部にロールワッテを留置して30秒あるいは60秒後に取り出して、吸湿された唾液量を計測する
健常者の平均値は、約0.2g/30秒、0.4g/60秒であり0.1g/30秒以下、0.2g/60秒以下は要注意
R1を用いたシンチグラムや造影法カップやチューブによる採取法などがある

保湿度・水分量
水分計:


口腔水分計を用いて計測する。約2秒で計測可能。30以上は正常範囲で、29未満は乾燥傾向あり、25未満は重度乾燥。
測定圧を一定(200g以上)にする必要がある

参考文献  医歯薬出版「唾液と口腔乾燥症」から引用